福島の青い空 今日の朝刊

福島の青い空

 

 

2020年3月5日

 

 

今日の朝刊

 

 

原発関連死   前回と増減はありません。

 

 

原発関連死 合計2、304人

 

 

 

当ブログはしつこく「原発関連死」を強調してきた。原発事故の無念さをこれほど強

 

調するものはないからだ。もう2、304人の方が故郷に帰れずにこの世を去った。

 

私はいつもこの方たちの無念さを思い、そのたびに原発事故の悲惨な結果を考えてき

 

た。

 

原発関連死は私が原発事故を考える原点である。この数を見るたびに、「小さな年寄

 

りを殺しやがって」と魂が震える。

 

私の怒りは東京の空を向いている。

 

オリンピックなどさっさとやめろ。バカ野郎。

 

首都は今パンデミックで燃えているか。コロナの劫火で焼き尽くせ

 

佐藤祐禎氏 (1929年~2013年)福島県歌人会長 大熊町出身。

 

原発事故避難中にいわき市の寓居で亡くなられた。

 

歌は平成14年に詠まれた。詩人はこの時から福島原発の爆発を予感していた。

 

今日の解除を喜んでいるだろう。

 

いつ爆ぜん青白き光を深く秘め

        原子炉六基の白亜列なる   大熊町 佐藤祐禎

 

爆ぜん=はぜん

 

佐藤祐禎歌集「青白き光」「プロメテウスの罠巻6」に紹介されている。